乳がんの健診とセルフチェックについて

乳がんの健診は、癌の早期発見のために重要な役割を担っています。女性のおよそ20人にひとりが乳がんになるといわれています。 欧米化が進み、女性のライフスタイルの変化するのとともに、乳がんの発症件数が増えてきています。乳がんは、20歳付近から認められ、30歳代でさらに増え、40歳代後半から50歳代前半が発症件数のピークとなります。最近では「30歳を超えたら年に一度は定期検診を」と言われるくらい身近な病気になってきているのです。幸い、乳がんは、定期検診とセルフチェックをしっかり行えば、早期発見がしやすい癌です。乳がんを早期発見できれば、約90%の人が治癒すると言われているので、乳がんの健診やセルフチェックに意識を向けることはとても大切です。乳がんを早期発見できれば、癌の治療の選択の幅も広がるし、身体にも精神的にも負担の少ない治療法選ぶことができるのです。乳がんは他人事ではないと自覚して、乳がん検診に関心をもつところからはじめましょう。
乳がんの知識と最新事情

検診だけでなく月に一度のセルフチェックを!

乳がんの健診だけでなく月に一度のセルフチェックを習慣にすると、乳がんの早期発見につながりやすいといわれています。乳がんの患者の8割ほどは、自分でしこりを見つけているのです。乳がんのセルフチェックを行う時には、生理がある人は、生理後、1週間が乳房のハリが少なく、乳房の異常に気づきやすいといわれています。毎月同じ時期にセルフチェックをしていると、乳房の変化に気付きやすくなります。乳がんのセルフチェックの方法ですが、左右それぞれの乳房を腕を上げた状態で行います。乳房と反対側の手の4本の指をそろえて、指の腹で「の」の字を書くようしながら、少しづづ指をワキの下から乳首まで動かして行きます。しこりがないか、乳房の一部が硬くないか確認しましょう。 その後、乳房や乳首をしぼるようにして乳首から液体のようなものがでないかを確認しましょう。ここまでの作業はお風呂場で指に石鹸をつけて行うと、指のすべりもよく楽にできると思います。さらに、お風呂上りに、鏡でみて自分で視診を行いましょう。腕を上げて、乳房にでこぼこしたところや、ひきつれ、乳輪の変化がないか確認します。また、乳首についてもへこみや、湿疹がないか確認します。さらに、腕を腰に当てた状態でも確認しましょう。

健診の受け方と病院選びについて

乳がんの健診について、受診の仕方と、病院選びについてまとめてみます。まず、乳がんの検診の代表的な専門は「乳腺外科」ですが、病院によっては「外科」や、「婦人科」が乳がんの定期検診を行っている場合があります。検査の内容は、病院や料金、コースによって異なりますので、自分が通いやすい病院を見つけて直接確認するのがいいと思います。乳がんの検診では、医師による視診・触診に加えて、マンモグラフィー検査と乳腺超音波検査(エコー検査)をあわせて行うと安心です。乳がんの検診を受ける病院を選ぶときは、検査機器や施設の古いところでの検診は、できれば避けたいところです。また、最近CMで有名になったマンモグラフィー検査は、一定の技術をもった撮影技師や読影医が不可欠です。できれば、マンモグラフィー検査は、全国の認定施設での受診が信頼できていいと思います。



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